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最近、栃木県の藤坂ロックガーデンが登攀禁止になりました。

東京周辺のボルダラーには関心の外にある話題かもしれませんが、今回の封鎖に際してブログに綴られた記事に改めて目を通したところ、是非多くの方に見てもらいたいと思い、ブログに掲載することにしました。


登攀禁止の理由は「事故の多発に伴い、当局(救急隊・警察)への出動要請が度重なり、関係各位へこれ以上のご迷惑を掛けることは心苦しく。」とのことですが、この記事を書くにあたり、僕はルールを守らない人が悪いとか、マナーを呼びかけるとか、そういう思いは一切ありません。

ただ、こういう岩場があって、その岩場の開拓の話、それに関係する人の想い、そういうものが沢山あるんだってことを、クライミングについてまだ知らないことが沢山ある人たちに是非知ってほしいと思いました。

正直な話、クリーンクライミングだとかなんやかんややっていますが、僕だってクライミングについて全然知らないことばかりで常に手探りです。
ルールやマナーを啓蒙すれば、逆にルールが定着しすぎて良くないという意見も少なくないし、それすらを放棄してしまっては前に進むこともできない。ジムオーナーとしてというよりはクライマー個人としてやっているようなものですが、それでもジムの名前は使うし、時間と体力の範囲内でできることがあればなんだってやっています。

しかし、そういうルールやマナー云々は置いておいて、ただただ、こういう事実自体をもっと多くの人に知ってもらいたい。
それぞれの岩場はみな異なる環境や状況で開拓されているものの、1本のルートや1つの岩にかけるクライマーの想いというのは皆同じようなものではないでしょうか。

何度も言いますが、だからといって岩を登るときはああしなきゃいけない、こうしなきゃいけないとか言いたいわけじゃないです。

こういった岩やルートへの想いってのは、読むだけで熱くなったりしませんか?
藤坂ロックだけじゃなくて、全国各地にある素晴らしいルートにかけるクライマー達のそれぞれの想いを知ると、僕はいてもたっても居られなくなってしまうほど熱くなるのです。

それが何だって言われたらそれまでですけど、僕はそれが楽しくてしょうがないのです。
そういった想いや歴史こそがクライマーの文化であり、全世界の知らないクライマーとも共感しあえる大事な部分だと思うわけです。

最近クライミングを始めた人や、岩に行き始めた人にとっては全く共感できないことかもしれないですが、そういう部分を大切にするクライマーはとても多くて、みんなにもそうなって欲しいと心から願っています。

普段ジムで登っている人たちの間でこんな会話がかわされることは無いかもしれませんが、今はインターネットで色々なクライマーのブログだとか読めるし、雑誌からだって文化に触れる機会は沢山あります。

クライミングって、登ること以外の素晴らしいこと、楽しいことがたっくさんあるんです。
「知ること」で、きっと貴方のクライミングはもっともっと充実した生活の一部になってくるはず。

そうやって、みんながみんな色々な意見、考え方、感覚を持って、岩登りという単純な遊びを深く楽しめるような文化。
本当に、クライミングは唯一無二の文化だと実感します。

そういう、クライミングライフも、アリでしょ?


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藤坂ロックガーデン 管理人:齋藤 雅巳さんの藤坂ロックガーデンへの想いより

【97年12月のとある土曜日より、クライミングルートの開拓がスタートした。 垂直の岩場に身を躍らせ、鋸・バール・シャベル等で大小の木々を根元から引き抜くこと 数千本。へばりついたコケ・草・絡み合ったツルの枝また枝をそぎ落とし、都心のビルの 外壁になるまで磨き上げる。岩場までのアプローチ(総延長250m、幅2m)の確保。 県道沿いに山腹をツルハシで削って車両10台分の駐車場造り。谷川に簡易浄化器を使った 水場の設置。数ケ所の取り付き地点のテラス造り等。

 クライミングルートの開拓に至っては、数十回の墜落を余儀なくされ、それでも500本のハンガーボルト・リングボルトを使用して、初心者から中級者までが十分に楽しめる約50本の ルートとトレースが出来た。もちろん、アルパインクライミングとフリークライミングの両方に 対応した設定となっている。その規模は、全体の幅〈北・西・南西・南壁〉合計100m、高さ〈最短20m〜60m、平均35m〉傾斜〈65〜120度、平均80度〉となり、かつてのゲレンデと比較して6倍以上に拡がったのである。各ルートの取り付き地点には“ルート名”“グレード”の書かれたプレートが付けられ、初訪の人でも取り付き易くなっている。これらすべての作業が完了したのは、約2年半の歳月が過ぎた2000年5月のことだった。
 
 以降は、このゲレンデの維持・管理などメンテナンスが重要な課題である。今までに掛かった膨大な費用・時間・労力を考えれば、当然有料化も考えた。しかし、全国から登りに来るクライマー達の明るい笑顔や感謝の言葉を頂くにつけ、私のクライミング人生の後半の一部をこの“藤坂ロックガーデン”に賭けたことに、少しばかりの自負と誇りを覚えるものである。
 
 最後に、この岩場のルートには小さな草や木が、甲斐甲斐しくも必死に生きています。彼らを決して取り除いたりしないでほしい。岩場の開拓・整備と称しての自然破壊という罪も罰も私一人で背負っていく覚悟です。どうか、大切に利用してもらい、後世まで残していきたいと願うばかりです。】


転載元:サイキンノスミコ
http://blogs.yahoo.co.jp/cruze7351smk/5821347.html



藤坂ロックガーデン封鎖のお知らせ
http://blogs.yahoo.co.jp/cruze7351smk/64407998.html



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